Kaz Suzurida
パラグアイの言葉 BID(米州開発銀行) 英:IDB
2017年4月2日
今週はアスンシオンで初めての米州開発銀行(Banco Interamericano de Desarrollo, Inter-American Development Bank)と下部機関の米州投資公社CII(Inter-American Investment Corporation)の年次総会が開催されました。
米州開発銀行というのは、1959年に設立された銀行で、その名の通り米州の開発に資する貸付を目的として、米国をはじめとする先進各国が出資しており、日本もアジアで初めて1976年から参加し、現在も理事国として重要な地位を占める組織です。
パラグアイは南米南部共同市場MercoSurの中心国で、また国債サッカー連盟FIFAの南米本部があるので、南米関連の国際会議は時々開催されますが、今回のBID年次総会は滅多に無い大規模なもので、市内のホテルはいずれもほぼ満室となりました。
ところで、先週末の日曜日から、パラグアイは夏時間が終わって通常の時間に戻ったために、日本との時差は13時間となりました。稀勢の里の劇的な優勝で盛り上がっている相撲ですが、5月場所からはライブで観戦するには朝4時前に起きなければならないことになり、悩ましい限りです。