top of page
  • 執筆者の写真Kaz Suzurida

パラグアイの言葉 arroz(アロス)=コメ 英:rice 葡:arroz

南米の優等国チリでの暴動が長期化したことで、APECやCOP25の国際会議が取り止めになったこと、選挙結果で揉めるボリビアや、先の選挙で決着が付かなかったウルグアイ、左派政権への逆戻りが確定したアルゼンチンなど、南米を廻るこの一週間の報道は必ずしもポジティブなものではありませんでした。

こうした政情に関する報道で野火のニュースは鳴りを潜めていますが、先週チャコ地方を走った際にはまだあちこちで煙が上がっていましたので、パラグアイ以外の国々でも同様の現象が継続して発生していると思われます。

雨の不足は野火だけでなく、河川の水位の低下を招き、河川交通に大きく依存するパラグアイ経済にも影響が出ています。

更に今日のLa Nacion電子版では、この時期に大量に稲作用の水が引き上げられることで、河川の川底が露呈する現象も報じられています。

📷

📷

22億ドル相当を輸出する大豆や2.6億ドルを輸出するトウモロコシに加え、2億ドルを輸出するコメはパラグアイにとって重要な輸出産品。

しかし、播種から出穂までの3ヶ月以上に亘って大量の水を必要とするコメ作りでは、当然降水だけに頼ることは出来ないので、河川から灌漑路を通じて水を確保しています。稲作カレンダー、南半球のパラグアイでは9月から10月の間に播種されて、2月から3月に収穫されますが、それ以外は日本の水稲カレンダーのイメージと似通っています。

📷

しかし、パラグアイの米作りの規模感は日本とは全く違います。これは写真では伝えきれませんので、コメ作り最大手の会社の紹介ビデオをご覧ください。

ところで昨日と今日の二日間にわたって多くののテレビ局やラジオ局等のメディアが協力して社会弱者救済のための募金活動を行うTeleton2019が開催されました。

日本でも相次ぐ自然災害の被害者の皆さんへの募金活動が行われていますが、かつて季節の風物詩とも言えた緑の羽根や赤い羽根の募金活動は最近あまり大きく取り上げられなくなったように思います。特定の民放が24時間テレビで銘打って同様の番組を作っていますが、Teletonは民放各社が横断的に行う活動なので、この二日間はどのチャンネルを回しても同じ映像が流れます。

こうした番組を視聴することで、社会的弱者を思いやる気持ちが広く国民に浸透しているパラグアイ、住み易さのもう一つの土壌とも言えます。

閲覧数:10回0件のコメント

最新記事

すべて表示

パラグアイの言葉 fiscal(フィスカル)=検察 英:prosecutor 葡:promotor

今日10月10日はパラグアイの統一地方選挙の投票日。 全国で261の市長ポストを巡って814人が立候補、2,781の市議会議員ポストには30,802人が立候補して激しい選挙戦を繰り広げてきました。 首都アスンシオンでは4人の市長候補が立候補して成長著しいパラグアイの中心を如何にリードするか、という点で色々な政策を打ち出して個性を競っています。 有力候補とされているのは2019年に前市長Mario

パラグアイの言葉 abundancia(アブンダンシア)=大量・豊富 英:abundance 葡:abundância

いよいよ2021年も最終四半期の10月を迎えました。 今日10月3日から、パラグアイではサマータイムが適用され、時計を1時間進めて、日本との時差は12時間になりました。 日本人は1月1日に雑煮を食べて正月を祝いますが、パラグアイでは10月1日にJopará(或いはYopará ジョパラ)という煮込み料理を大量に作って振舞う習慣があります。 https://www.abc.com.py/tv/a-l

パラグアイの言葉 aglomeración(アグロメラシオン)=塊・群衆 英:agglomeration/crowding 葡:aglomeração

先月末日本でも音楽フェスでの大群衆が大問題になりましたが、制限緩和が始まったパラグアイでもあちこちで無防備な群衆が発生していると報道されています。 以下の写真は首都近郊の町での選挙活動の際に集まった群衆。 https://www.abc.com.py/nacionales/2021/09/25/aglomeracion-y-cero-protocolo-en-evento-de-candidato

Comments


bottom of page